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3月のライオン 羽海野チカ 全1~9巻 10巻は11月28日 最安値 [マンガ紹介]

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まずはこのマンガから語らせていただきます。

17歳のプロ棋士、桐山零。家族を事故で亡くし、自ら深い闇の中にこもる

彼と下町で暮らす三姉妹との温かくも切ない交流を描いた作品。





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両親と妹をなくした零が引き取られたのは父の友人だった棋士の家

そこで彼はとりつかれたように将棋にのめり込み、中学生卒業と共に

プロ棋士となり家を出ました。その家には零の居場所がなかったからです。

才能も尋常ではない努力をすることもできない棋士の実子の姉弟を

傷つけないように、彼女らから父を奪わないように。

プロの棋士として義父と対局し、勝利を収めたところから物語は始まります。

このマンガの魅力はなんといっても零の成長と彼を取り巻く強く温かな人たちです。

最初は右も左もわからない海中でもがくかのように、零の人生に光がありませんでした。

それが3姉妹と出会い、彼女たちとの交流で頼り、頼られて

最初は生きているという熱がなかった彼が、本気で笑って、本気で泣いて

大切な人のために闘ったりとしていく過程が本当によく書かれている漫画です。

心理描写に関してですが、嵐や鳥に例えての表現には時に胸をえぐられほど悲しく、

憤り、時に主人公と一緒の場面で思わず涙してしまいました。

電車の中だったのでかなり恥ずかしかったです(笑)

特に5巻から3姉妹の次女、川本ひなたへのイジメを見事に書ききった羽海野チカ先生の

表現力にはもう言葉がありません。

友達がイジメられたのを庇い、 自分がイジメられるようになったひなたが泣きながら言った

「後悔なんかしてない、しちゃダメだ。 だって私のした事はぜったいまちがってなんかない!!」

こんなにも強いセリフが言える彼女をいい大人の僕は尊敬しています。

それに、このイジメ問題が解決した後、新しくひなたの担任になった先生が言った

「自分が引き起こしたことに人は責任を持たなければならない。 報いは受けるべきです。」

誤魔化さずに誰もが思う心情をしっかり書いています。

僕はこのマンガが好きすぎて本も電子書籍も買ってるんですけど

まだもってない方は本の方をオススメします。

2014年11月28日が10巻の発売日で近いですし、

電子書籍は発売日が遅れがちです。

それにこの10巻はBUMP OF CHICKENとのコラボCDもついてくるので

本で集めた方がいいですね。

では、今回はここまでとします。






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